さくらのレンタルサーバーから@gmailに送信できない事象が発生しました
—– The following addresses had permanent fatal errors —–
<メールアドレス@gmail.com>
(reason: 550-5.7.26 This message does not have authentication information or fails to)
—– Transcript of session follows —–
エラーを見ていくと、
Gmail ユーザーへのメールがブロックまたは迷惑メール扱いされないようにする
https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication
を確認してほしいとのこと。
ただ、思い当たる節がありません。
さくらの共用サーバーだから、他の方の影響はあるかもしれませんが、わかりません。
同じドメインでも、他のサーバーから@gmail.com宛には送信できていました。また、SPFの設定もすでに行っていました。
下記と同じ、現象でした。
gmailの利用者への自動送信メールがエラーで戻ってくる
https://xoops.ec-cube.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=26666&forum=11&post_id=105960
一旦、さくら側に調査依頼。返答結果は下記でした。
ご提供いただきました情報を基に、該当サーバ内の調査を行いましたが
ご利用サービスが稼動する共用サーバ内にて、ブロックリスト登録等の
要因となりうるであろう状況は確認できませんでした。
なお、弊社にて登録が確認されたブロックリストのうち、解除申請可能な
事業者については申請を行っております。
ブロックリストを運営する各事業者につきましてはその運用ポリシーや
判断基準は様々であり、申請に対する反応がない場合もございます。
恐れ入りますが、受信サーバ側におけるブロック解除等が行われますまで
しばらく様子をみていただき、送信をお試しくださいますようお願いいたします。
このような返信をいただいたので、一旦、様子見。
その後、すぐに復旧することができました。
ただ、数カ月後、また、同じ現象が起きました。
エラーの切り分けができないのが、今回送信できないドメインはメールマガジンにも使っています。ほぼ毎日1万通以上送っています。それは別サーバーから送っています。
開封率もそこそこあり、メールマガジンの迷惑メールの独自指数では、特に問題ありません。
日々、たくさん送っているので、迷惑メール判定される。
または、さくらの共用サーバーを使っているので、相乗りしているサービスが悪さをしていて、迷惑メール判定されるのか。
このどちらかが問題かなとは思っていますが。
後日談。
恥ずかしいことにSPFの設定が不十分でした。
アプリケーション上、SPFのところにチェックマークがついていたので、SPFが適用されていると思っていたのですが、過去に、手動で、このあたりの設定がされていると、SPFのチェックボックスが機能しないということがわかりました。
digコマンドを使っての確認ができていなかったなと。今回、手動でSPFの設定をさせていただきました。その後は今回の問題は起きていません。
さらに後日談。
SPFでも、駄目なものはだめ。
いくつか、トラップに気づいたことがあるので、共有。
大きく2つ。
1.
example.comにお問い合わせがあれば、
それ以外のドメインからメールを送るとエラーメールになる確率が高い。たとえ、管理者宛でも。
2.
Ccなど、一度に複数の@gmail.com宛に送ると、エラーメールになる確率が高い。
フリーランスの人でも、極力、独自ドメインを取得してメール運用した方が良いと思います。まだ、迷惑メールなら、対応できますが、そもそもメールが送られて来ない場合もあるので。
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